インドネシア/マラプ精霊の家に間借りを許された島民の精霊布/唯一無二のイカット

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工芸品、特にスンバ島のイカットのような世界でも類を見ない独特の世界観が織り込まれた布に対峙すると、布が織られた風土、人々の暮らし、歴史や宗教、諸々の品にまつわる情報が知りたくてたまらなくなる。スンバ島の位置は?どこにある島????わずかに知っていると言えるバリ島を起点に東南に位置し航路では1時間余り。大阪、東京間が1時間半くらいとしてだいたいの距離感を把握。2島の間には、ロンボック、スンバワの2島がある。前者はイスラム教徒のリゾート地開発計画が進みつつある。後者はサーフィンの拠点として有名な海岸線に恵まれる。スンバ島は、いまだに伝統文化(土着信仰の文化)が色濃く残る島として語られる点では他の2島とは別格かもしれない。大航海時代には白檀の原産地として知られヨーロッパ人はサンダルウッド島と呼んでいた歴史がある。ヨーロッパ人が持ち込んだキリスト教が島民の間に広まり現在では島民の約70%がキリスト教徒。一方では、土著宗教、マラブ(marapu 教)を習慣的に生活規範として一定の規則に従って暮らす人々がいる。しばしば、居住空間をコスモロジカルな秩序として構成する事例として挙げられる彼らの住居。マラブを祀るトンガリ帽子のように突き出した棟が特徴的で、彼らの家屋は、天上界、地上界、地下界の三界観念の底通した概念に基づいているという。 屋根の尖った部分に先祖が宿り、人はその精霊に守られ暮らし、彼らの今生での暮らしはマラブの精霊のもとで間借りをしているのだという。島に自生している築材で建てられる彼らの家の寿命はさほど長くないので、マラブを祀る尖った部分が傾く前に建て替えをしなければならない。 住居の棟上げは精霊を祀る建物を建立する神聖な行為であるため、村人がこぞって参加する。一軒の家が建つまでに様々な儀式を執り行う。結婚、死者をと弔う、そしてマラブをお祀りする家を建てる際には彼らは正装をして集う。その折に彼らが纏う布こそがスンバ島のイカットなのである。本品の特徴的なモチーフは、西洋の女性。輪郭線が曖昧に織り上げられる絣なので、ぼんやりとした形で見えているのは「卓上時計」かと思われる。両端モチーフが違うパターン。製作年は不明自宅保管期間は約40年バリ島にて購入
カテゴリー:その他>>>アンティーク/コレクション>>>工芸品
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